材料について

 山には太い木、細い木、様々な種類の木が生えています。半割木工により、太い木は大きい器に、細い木は小さい器になります。森林・木材資源の有効活用と循環を考え、工事などで切り倒された木々も積極的に利用しています。

加工について

 木の器は、木取り、荒挽き、中挽き、仕上げ加工の工程で加工され、それぞれの工程の間に歪みを出して木の癖を取っていき、十分乾燥させて器に仕上げていきます。

仕上げ塗装について

木は切り倒されて器になった後も生きています。木の呼吸と風合いをそこなわないためにオイルフィニッシュ、または、摺り漆で仕上げています。